自己破産の過去
自分を変えるため、自分の人生を変えるために行動に出てみた。
なけなしのお金をつぎ込んである私塾に申し込みをしたのです。
私みたいた身分ではン十万の費用はとても大きい。もちろん、派遣社員という立場上、現金はもしもの時のために取っておきたいので、カードでの支払い。本当は使いたくないけども、リボ払い。
実は私、以前大失敗してます。自己破産してるのです。
その後はもちろん、カード所有なんてできないので現金生活でしたが、ちょうど自己破産から5年経った去年、事故ありの人でも申し込みが出来るというアコムのACカードを申し込みしてみた。
もうクレジットカードは懲りているので、今後も現金でやっていくつもりでしたが、家電とか引っ越しとか、万が一の時のために困らないように、普段は使わないけどお守りとして作っておきたいなと思いました。
審査、無理だろうなと思ったけど、携帯電話の支払いを滞ることもなく、職歴も長かったからか問題なくその場で発行されました。
一安心でした。でも、このカードは他のカードとはやはり少し性格が異なり、リボ専用だったりETCカードがついてないなどいろいろと制約があるので、このカードを足がかりにそのうち普通のカードを作っておきたいなと思います。
駅前にあるアコムの無人コーナーで機械の案内のまま進めて行き、1時間もしないうちにカードが作れました。免許証や保険証が必要でした。
途中から人間の声での案内に変わり機械ができない部分の手続きをしてもらい、最後にカードの発行となりました。ただ、受け取ったカードの名前の綴りがヘボン式ではなかったので、ヘボン式のいつもの見慣れた綴りに変えて欲しいと伝えたところ、快くその場で変更してくれました。
10分ほど時間を要しましたが、要望通りヘボン式の名前の綴りでのカードを入手して帰宅しました。
自己破産をしてからというもの、自己嫌悪の連続で、社会人失格だと悲しくなってましたが、カードが持てた時点でやっと一人前に戻れた気がして今までぽっかり心の中にあった穴が埋められたような気がしました。
カードを持ってないことが他人にばれると、恥ずかしいものです。みんな事情を察しますからね。一応言い訳がましく、現金主義なので…なんて言ってみたりしますが、だいたいは皆さん事故ったかなって感じで対応されますね…。まぁその通りなんだけども。
私は私なりに欠陥だらけながらも頑張ってきたんだけども、いろんな事がなかなかうまく行かなくて。本当に悲しくて。独りなのは心地よくて、誰かにそばにいて欲しいとかそういった感情なないのですが、毎日毎日、自分のダメ人間っぷりに惨めな気持ちで過ごしてました。
惨めで可哀想な私、という思いを抱いていましたが、私の場合、そんな私が愛おしくもあり、そのうち人生の逆転があるから頑張ってねなんて声を掛けたりしてました。
可哀想な私…。独りで苦しい時期をよく頑張ったね、と心の底から思います。
あの自己破産からの5年を乗り越え、心を入れ替えて手元にあるお金で身の丈にあった生活を続けた結果、少し盛り返してきた感じがします。
今までマイナスだった部分がゼロ地点まで戻った感じなので、これからスタート。新しい人生をやり直します。仕事もこのままこんな状態を続けてたって収入はたかがしれているので、ネットビジネスでやれるところまで頑張ってみます。
もちろん、昼の仕事は続けますが、お金に困ることのない生活を目指してリスタートです。
私の自己破産のこと、備忘録としてもう少し記事にしてもいいかな、とも思ってますのでそのうち書いてみたいと思います。